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「奥のたんぼ、口のたんぼ...」のはやしを合図に、禰宜(ねぎ)と呼ばれる氏子当番が数人、牛に扮する人が面を付け、前かがみになってゆっくり歩きます。その後から、木製の小型のすきを持った人が田を耕していきます。そして、別の農民役数人が、舞殿内をゆっくり回りながら代(しろ)かき、田をならしていきます。田ごしらえができると、いよいよ植え付けです。稲の苗は、境内の桂の木の枝を、朝早くから用意しておいたのを使います。最後の田植え役の2人が、桂の枝を苗に見立て、ゆっくりと丁寧に床の上に置いていきます。1列12本で3列に並べます。
本殿に向かって美しく置かれた桂の枝が並び神前に奉納され、「今年も豊作でありますように」と祈りの雰囲気に包まれ、御田植祭は終了します。
時期:5月10日前後の日曜日
場所:春日神社(篠山市藤坂)