雲部車塚古墳
くもべくるまづかこふん
最終更新日: 2024/12/11
丹波篠山市東本荘にある古墳で、形状は前方後円墳。
実際の被葬者は明らかでないが、宮内庁により「雲部陵墓参考地」(被葬候補者:第9代開化天皇皇孫彦坐王王子丹波道主命)として陵墓参考地に治定されている。
丹波地方では最大、兵庫県では第2位の規模の古墳で、5世紀中葉(古墳時代中期)頃の築造と推定される。
周囲に幅約27mの濠を巡らしているほか、左右に2基の陪塚があり、濠の外側に周庭帯の跡も見られる。
現在見られる墳丘は2段で墳丘長140メートルを測るが、元は3段築成で墳丘長は約158メートルと推定され、丹波地方では最大規模、兵庫県内では五色塚古墳(神戸市、194メートル)に次ぐ第2位の規模になる。
墳丘表面では葺石・埴輪が検出されている。
古墳総長:250メートル - 周濠を含めた全長。
墳丘長:140メートル(推定復元158メートル)
後円部 - 2段築成(推定復元3段築成)。
直径:80メートル(推定復元104メートル)
墳頂直径:18メートル
高さ:13メートル
【くびれ部】
幅:62メートル
前方部 - 2段築成(推定復元3段築成)。
幅:89メートル(推定復元112メートル)
長さ:65メートル(推定復元76メートル)
高さ:11メートル
基本情報
- 住所
- 丹波篠山市東本荘782
- 電話番号
- 079-552-1111(丹波篠山市役所)