
特別展 「入江波光展-書簡で辿る"光の画家"の足跡-」
平成28年10月12日(水)~11月20日(日)
特別展
「入江波光展-書簡で辿る"光の画家"の足跡-」
―「遊びたいような 行きたいような 現実に見られないような風景を描いてみたい」―
“光の画家”と称され、明治から昭和にかけて活躍した日本画家・入江波光(いりえはこう)は、その晩年によくこの言葉を口にしたと言われています。
波光は、近代日本画の先駆者であり京都画壇を代表する日本画家・竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事し、友人である村上華岳(むらかみかがく)らが起ち上げた国画創作協会の同人として活躍し、経年劣化の激しかっ
た法隆寺金堂壁画の模写に携わるなど、日本美術史に大きく貢献した人物です。
今回の特別展では、初公開となる篠山の畑家に残された書簡をはじめ、世間に出回ることの少なかった波光の貴重な作品を展示します。“光の画家”と称された、その繊細にして優美な筆遣いと、数々の模写を手掛けて培われた力強い筆致で表現された、波光の追い求めた“美”をお楽しみください。
入館時間 9時~16時30分(最終日は16時)
休館日 月曜日 (祝祭日はその翌日)
入館料 大人500円 大学・高校生400円 中学・小学生300円 (30名以上で団体割引あり)
4館共通券(歴史美術館・篠山城大書院・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村)は、
大人800円 大学・高校生500円 中学・小学生350円
主催 篠山市教育委員会
共催 一般社団法人ウイズささやま
特別講演開催
講師に木村重圭先生をお迎えし、歴史美術館法廷にて「入江波光について」ご講演いただきます。
入江波光の画業や、今回初出展の書簡からわかる波光の人柄や、ヨーロッパ遠征時のエピソードなどをお話しいただきます。詳細は、以下のとおりです。事前申し込み制ですので、お早目にお申し込みください。
特別講演 入江波光について
■内 容 入江波光の生涯とその作品について
渡欧時代についても詳しく解説いたします
■日 時 平成28年11月6日(日)14時00分~15時30分
■講 師 木村重圭氏 (元甲南女子大学教授)
■会 場 篠山市立歴史美術館(TEL 079-552-0601)
■定 員 30名(事前TEL申し込み制、定員になり次第締切)
■聴講料 無料(入館料は別途必要)
◆お問い合わせ 歴史美術館
TEL 079-552-0601
FAX 079-552-6618
ご来館、心からお待ちしております。