多紀連山 クリンソウ群生地
「新緑の多紀連山 クリンソウ群生地をめざして」ハイキング開催
【定員に達したため受付を終了しました。】紫色の可憐な花を咲かす、兵庫県版レッドブックBランクの「クリンソウ」。2007年に発見された、日本有数の群生地がある 多紀連山 御嶽 の自生地を目指して登山します。
日時:令和6年5月11日(土)
時間:9:00集合 ~ 15:30解散
歩程:約7km 健脚向け
参加費:無料
定員:30名
ハイキング工程
JR宝塚線 篠山口駅集合 →【無料バス】→ 火打岩 登山口 → クリンソウ群生地 → 火打岩 登山口 下山 →【無料バス】→ 味土里館 → JR宝塚線 篠山口駅解散
その他
昼食、水分等必要なものは各自でご持参ください。
篠山口駅周辺にコンビニ等ございませんので事前にご準備ください。
登山できる服装でご参加ください。
雨天中止の判断は前日15:00の気象状況により判断します。
お申し込み方法
電話予約のみ:079-506-1535
予約時間:平日9:00~17:00
定員に達したため受付を終了しました。
クリンソウ(サクラソウ科)とは
クリンソウ(九輪草、学名Primula japonica)は、日本固有種とされており、比較的冷涼な湿地に自生するサクラソウの一種。5月初旬から6月初旬にかけて、下段より順次上へ花をつけ、1本の花軸に数段輪生して花を付ける様子が、仏塔の先端にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっている。
兵庫県は、この多紀連山のクリンソウ自生地は規模においても、質的・全国的価値に優れた植物群落として「湿地植生Aランク」に指定している。約4,300㎡の場所に17万株が自生していると推測される。
最近は各地でクリンソウが増える傾向が見られるが、クリンソウはシカ等の野生動物が食べない忌避植物であるため、近年シカが増加したことで他の植物が減りクリンソウが増えたと推定される。この地域ではすでに70年前にも数箇所でクリンソウの存在が記録されているが、大群落になったのは近年になってからと考えられる。
また、このあたりは、鎌倉時代から室町時代の頃に栄えた丹波修験道場であり、かつては法螺貝の響きと錫杖の音がこだまする信仰の山であった。その修験道場に関した宿坊か庵跡と推定される平坦地が10箇所の段丘として残っており、近くには新金峰山大岳寺跡もある。
多紀連山のクリンソウ自生地が貴重な理由
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・全国的に種類として絶滅が危惧され、兵庫県絶滅危惧種Bランクである。
・日本列島西南限の分布である。
・日本有数の広い面積を有する。
・自生種のみで園芸種がない。
注意事項
・ロープから中に入らないでください。
・花や株を持ち帰らないでください。
・他所から草木を絶対に持ち込まないでください。
・ゴミを捨てないでください。
・むやみに草木を折らないでください。
登山コースのご紹介
■瀬利御嶽道コース(クリンソウ自生地まで約1時間20分)
瀬利御嶽道登山口から尾根筋合流地点(火打岩からとの合流地点)までの700mは比較的緩やかな登り。途中、大日如来像を祀った祠が点在し、歴史を感じさせる。瀬利駐車場は約20台駐車可能。
■丸山コース(クリンソウ自生地まで約1時間10分)
丸山登山口から瀬利御嶽道との合流地点までの約400mはやや急勾配の登り。途中に見える主峰 御嶽の遠望は素晴らしい。丸山地区旧キャンプ場駐車場は約20台駐車可能。
■火打岩コース(クリンソウ自生地まで約1時間10分)
火打岩登山口から尾根筋合流地点(瀬利・丸山からとの合流地点)までの500mは急勾配の登りなのでマイペースで。登山道はよく整備されている。火打岩駐車場は約50台駐車可能。
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イベント情報
- 開催時間
- 09:00~15:30
- 申込方法
- 定員に達したため受付を終了しました。 電話予約:079-506-1535 予約時間:平日9:00~17:00
- お問合わせ先
- 丹波篠山市観光協会 079-506-1535
- 駐車場
- JR篠山口駅周辺のコインパーキングをご利用ください
- 主催
- 一般社団法人 丹波篠山市観光協会
- 持ち物
- 昼食、水分等必要なものは各自でご持参ください。 篠山口駅周辺にコンビニ等ございませんので事前にご準備ください。 登山できる服装でご参加ください。
- 参加費
- 無料